私自身も、ナースは常勤で働くものと勝手に思い込んでいた。しかし、今の時代、看護師だって、いろいろな働き方があっていいはず。
勇気を出して、実際に病院や募集先に行ってみましょう。丁寧なオリエンテーションや研修をしてもらえたり、インターンシップという形で経験を積むことができます。特に訪問看護ステーションはいつも人を探していますから、行ってみることが大事です。オンラインの情報を元に、看護職に戻るための第一歩を踏み出してみましょう。
個人の看護師や助産師が出産・育児で仕事を一度完全に離れてしまったら、頭が真っ白になって戻ろうとしたときの不安が大きいかもしれません。この場合はまず自信を取り戻すために、週1回程度の学習や研修をすると良いでしょう。オンライン学習も増えてきて、育児中でも自宅から気楽に研修に参加できます。また、時短勤務などのチャレンジで復職することもお勧めです。
看護は専門的な分野ですが、視野を広くして見識を深めていくことで、看護師としての深みも出てきます。ですから、看護から離れている時間も、看護にとって大切な時間となります。[...]現在は夜勤のないクリニックでの仕事や、短期の仕事もありますので、少しずつ自分にあった仕事を見つけていってください。