ひなたのワンポイントアドバイス

看護師の仕事って肉体労働だし、夜勤もあったりして本当に大変だよね。毎日お疲れさま!それなのに、お給料がなかなか上がらないと、仕事のモチベーションも下がってしまいがち。

それに最近、お米をはじめ物価が本当に高くなったよね。ひなたも貯金したいけど、食費や生活費を払うのに精一杯で、手元に残るお金はごくわずか。金銭面で将来が不安という気持ちは、よーくわかるよ。

一般的な仕事では副業する人も増えているって聞くし、看護師も副業できるのであればスキマ時間を有効活用したいよね。ひなたがポイントをわかりやすくお伝えしていくから、ついてきて!

  • 看護師が副業できるかは職場の就業規則をチェック
  • 副業で給料アップしたければ、看護師の資格や経験を活かせる仕事をチョイス
  • 副業で思わぬ失敗をしてしまうこともあるから注意してね
  • スキマ時間を使った副業もいいけど、この先のお給料が心配なら転職もアリかも!?

看護師が副業できるかは職場の就業規則による

結論からお伝えしてしまうと、看護師が副業できるのかどうかは、今働いている病院の就業規則などによって決まってくるんだ。相談者さんの職場はどっちに当てはまるかな?

  • 国立や公立(都道府県立・市区町村立)の病院・保健所など

   →公務員扱いなので、基本的には副業禁止

  • 民間の病院・施設

     →就業規則に副業を禁止する規定がなければ、基本的には副業しても問題なし

もし副業についての規定が見当たらなかった場合は、副業しても平気でしょって考えるのはちょっと待って!

副業禁止の職場にもかかわらず副業がバレてしまった場合は、何らかのペナルティが科せられる場合もあるから注意してね。トラブルを避けるためにも、念のため人事課などに副業の可否を確認しておくのが無難だよ。

看護師の資格や経験を活かした副業なら着実に給料アップ

勤務先が副業OKな場合は、問題なく副業できるから第一関門トッパ!

さて、どんな副業をしようか?副業といっても、山ほどの種類があるから迷っちゃうよね。

テレビCMとかで見るようなカフェやレストランなどでの単発バイトもできちゃうんだけど、実際のところ時給があまり高くないんだよね。

本業で疲れている中、空いている時間を副業に費やすことになるから、バイト代があまり増えていかないとモチベーションが下がってしまうかもよ。

だから、できるだけ副業で稼ぐためには、看護師の資格やこれまでの経験を活かすのが効率的

看護師におすすめの副業を紹介するから、チェックしてね。

① 看護師の単発・短期バイト

次のような職場での仕事内容は、病院で行っている実務と大きく変わらないから、ギャップを感じずに働けるよ。

  • 病院や介護施設の夜勤バイト
  • 健康診断(検診センターや学校、巡回車)
  • デイサービスなどの介護施設
  • 訪問看護
  • クリニック
  • イベントナース・ツアーナース

② 自宅で空いた時間にできる仕事

本業で疲れがちだから、体力的な負担を抑えたいという人には、看護師の資格を活かせる在宅ワークがおすすめだよ。

  • 医療系ライター
  • 医療系コールセンター

どの副業を選ぶかは、本業での仕事量や勤務時間がどれくらいか、仕事以外で家事やプライベートの時間をどれくらい確保したいのかにもよるね。

あとは、せっかく副業するなら本業とは少し違った経験をしたいという人もいるかも。新たな経験を積むことで看護師としてスキルアップできる可能性もあるよ。

いろいろと迷っちゃうと思うけど、まずは、副業を通して自分がどんなことを得たいのか考えてみて。そうすると、自分の望みがハッキリしてきて、副業先を選びやすくなるよ。

副業での失敗を回避!はじめる前に知っておきたい3つのポイント

副業するにあたって気をつけて欲しいポイントがあるからお伝えしておくね。あらかじめ知っておかないと、後悔することになってしまう可能性があるから、しっかりチェックしてね!

ポイント1:副業による所得が20万円を超える場合は確定申告が必要

本業での所得税などは、主たる給与の支払い者である勤務先で年末調整してくれているのが一般的。

でも副業では、得た所得が20万円以上になる場合は、自分で確定申告することが必要だよ*1

確定申告しなかったり期限を過ぎたりすると、延滞税などのペナルティが課せられるから忘れずに申告してね。

ポイント2:副業先でも一定の条件を満たすと社会保険への加入が必要

副業先でパートやアルバイト扱いになる場合は、一定の条件を満たすと社会保険(健康保険・厚生年金保険など)に加入しないといけなくなるよ。

副業先でも社会保険に加入する場合は、二重加入になって社会保険料の負担が増してしまうこともあるから注意して。

副業をはじめる前に社会保険への加入が必要になるか、しっかり調べておこう。

<社会保険への加入条件>

週の所定労働時間および月の労働日数が正社員の4分の3以上となる場合。

もしくは、正社員の4分の3未満であっても以下の条件に該当する場合。

  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 月額賃金が8.8万円以上
  • 勤務期間が2ヶ月を超える見込み
  • 学生ではない
  • 従業員数が51人以上の企業に勤務 *2

ポイント3:本業に支障が出ないように体調・スケジュール管理を

あとね、副業で収入をアップすることばかりに気を取られてしまうと、本業と副業の両立が難しくなってしまうかもしれないので気をつけて!

たとえば、副業を詰め込みすぎると、体調をくずしてしまう可能性もあるよ。それに、疲れが溜まりすぎると、集中力が下がって本業にも支障が出てしまうかも。

心身ともに無理のない範囲でスケジュールを調整するのが、副業を長続きさせる秘訣だよ。

この先の給料が心配なら転職するのも一つの方法

副業で失敗しない方法がわかったら、一歩踏み出せそうな気持ちになってきたかな?本業の合間でできそうな副業があれば、試しに働いてみてもよいかもね。

でも、スケジュールや確定申告などの問題で、なんだか副業するのが難しそうと思ってきた人もいるかもしれないね。そういった場合は、思い切って今よりも給料が高い職場に転職するのも一つの方法だよ。

毎月のお給料が上がれば、この先の金銭面も安心できそうだね。それに、副業する必要がなくなって、仕事終わりや休日の時間に余裕が出来ちゃうんだから、趣味やプライベートをさらに楽しんでみたら?

どういう選択をするかはあなた次第!自分にあう道を選んで、スキマ時間を有意義に使っていこう。

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数日~2ヶ月程度のお仕事なので、副業やブランクからの復職としても利用しやすいと看護師の間で評判が高まっているみたい。職場との相性や人間関係がよければ、そのまま常勤として働ける「お試し転職」として利用してもOK!

副業や転職先選びに失敗しないためにも、ぜひ活用してね。

出典:

*1 国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」

*2 厚生労働省「社会保険適用拡大特設サイト」