スマイリーのワンポイントアドバイス
- まずは怒りをコントロールする方法を見つけよう!
- 落ち込むあなたは看護師に向いているよ
- 1人で悩まず相談しよう
- 無理なら他の職場もあるよ!
怒りをコントロールする方法を見つけよう!

怒りをコントロールするアンガーマネジメントという方法があります。アンガーマネジメントは怒りを感じないようにするのではなく、怒りの感情と向き合い、人間関係をよくするトレーニングです。*1
アンガーマネジメントを身につけると、自分の「怒り」の根底にある悲しみや不安、悔しさといった感情に気づくことができます。あなたの「看護師として患者さんには優しく接しなければならない」という思いの裏にある感情に焦点を当てることで、怒りを別の方向で表現できるようになるかもしれません。
カッと怒りがわいてくる衝動をコントロールする方法もあります。
- 心の中で6秒数える
- 怒りを感じる対象者から一時的に距離をとる
- 怒りを感じる思考を止める
心の中で6秒数える「6秒ルール」とは、自分を冷静にさせる方法です。怒りのピークはだいたい6秒といわれているので、6秒数えている間に気持ちが落ち着いてくるでしょう。
怒りを感じる場所から距離を取り離れるのも、怒りを持続させない効果があります。
怒りではない別の感情を思い浮かべることで、思考を止める「思考停止」も冷静になる時間を作ってくれます。推しの姿や好きな音楽など、怒りを感じた瞬間に思い浮かべるものをあらかじめ自分で決めておくとスムーズにできますよ。
続けていると上手に「怒りの感情」をコントロールできるようになるかもしれません。
落ち込むあなたは看護師に向いている
怒りを感じる自分にショックを受け落ち込んでいるのは、あなたが患者さんに優しく接したいという思いの裏返しです。看護師に向いていないのではなく、むしろ他者に優しくしようとする姿勢は看護師に向いていますよ。
暴言をはかれたり暴力をふるわれたりして、驚きを感じない人はいません。笑顔で接している先輩や同僚たちも、きっと同じように患者さんへのイライラを感じていたはずです。
1人で悩まず相談する

患者さんの暴言や暴力にはいろいろなパターンがあります。
- 認知機能の低下や精神疾患により暴力をふるう人
- 病院のルールを守らず周囲に八つ当たりする人
どちらも1人で解決できる問題ではありません。症状だと分かっているけれど怒りを感じるあなたは、最初のケースでしょうか。
仲の良い同僚や先輩たちが、その患者さんをどう思っているのか確かめてみましたか?もし同じ気持ちを感じているのなら、職場で問題を共有し対処方法を探りましょう。あなただけの問題ではない可能性があります。
あなただけがイライラを感じていた場合でも、まずは自分の気持ちを周囲に相談してみましょう。「看護師だから、いつでも患者さんに優しく接することができる」という考えのままでは仕事を続けて行く上で無理があります。
無理なら他の職場もあるよ!

周囲に相談し自分でも怒りをコントロールする方法を身につけたけれど、それでも患者さんへの怒りを感じてしまう自分が許せない。そんな時には、他の職場を検討してみましょう。
あなたが看護師に向いていないのではなく、職場が向いていないのです。
看護師が求められる職場は豊富にあります。疾病や認知機能の低下による感情の起伏が激しい患者さんが少ない職場を選びましょう。
職場によって出会う患者さんの状況は異なります。あなたが穏やかに過ごせる職場はきっとありますよ。
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参考:
*1 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会「アンガーマネジメントとは」