「子持ちで介護の仕事と家庭を両立できるかな」「介護パートの仕事内容はどんな感じ?」と不安に思っていませんか?
高齢化にともない、介護の現場で求められるのは正社員だけではありません。介護パートという働き方であれば、子育てとの両立がかなうだけでなく介護士として活躍できるかもしれません。
今回は、子持ちママにおすすめの介護パートの仕事内容や働きやすい職場についてご紹介します。
正社員とは異なる?介護パートの仕事内容
パートで働く介護士の仕事内容は、正社員とそれほど変わりません。決められた勤務時間内に次のような仕事を行い、利用者さんの日常生活をサポートします。
- 利用者さんの見守り・傾聴
- 身体介護(食事・入浴・排泄・移動介助など)
- 生活援助(掃除・洗濯など)
- レクリエーションのサポート
介護パートの場合、最初のうちはレクリエーションや年中行事のサポートに回ることが多いですが、業務に慣れてくると企画や準備を任せられることもあります。
子持ちママに介護パートをおすすめする3つの理由
介護の仕事は体力的・精神的に大変だと聞き、中には働くことを諦めてしまう人も。しかし、介護パートなら子持ちママでも働きやすい3つのメリットがあります。
1. ワークライフバランスを保ちやすい
介護パートは短時間や週1〜3日などの勤務形態で働けるので、ワークライフバランスを保ちやすいのが大きなメリットです。
介護の仕事をしたいけれど、子どもとすごす時間もきちんと確保したいと思う人は多いもの。また、子育てと仕事を両立するためには、体力と心のゆとりが必要です。
子育てと仕事のバランスを上手にとるために、まずは無理なく続けられる介護パートからはじめてみるのがおすすめです。
2. ブランクあり・未経験の施設でもはじめられる
介護パートであれば、ブランクのある人や未経験の施設でも子育てをしながら安心して働きはじめられます。
介護士としてのブランクがあったり未経験の施設で働いたりすることに、不安や緊張を感じてしまうもの。最初からフルパワーで働いてしまうと、子育てや家事に手がまわらなくなり長く続かないことも。
介護士として働き続けていくためには、介護パートで焦らずゆっくりと仕事に慣れることが大切。子育てが落ち着いたら、介護パートから正社員になることも可能です。
3. 資格を取得することで将来的にキャリアアップできる
介護パートをしながら資格を取得すれば、介護士としてのキャリアアップにつながります。
介護の職場によっては、資格を取得するときの費用などをサポートしてくれる「資格取得支援制度」がある場合も。介護パートであれば時間的・体力的なゆとりができ、スキマ時間に資格取得するための学習時間をつくることも可能です。
資格を取得することは、介護士としてのキャリアアップや給与アップにつながるので少しずつ目指してみてはいかがでしょうか。
子持ちママにおすすめ!介護パートで働きやすい職場は?
子持ちママが介護パートとして働きやすい職場をご紹介します。
デイサービス
デイサービスは、日中のみの通所型介護サービスです。毎日決まったスケジュールにそって、食事や入浴、レクリエーションなどを利用者さんに提供します。
夜勤がなく、勤務時間がしっかりと決まっているので、子どもの保育園の送迎時間や学校からの帰宅時間にあわせて働きやすい職場です。
訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)では、要支援・要介護者の自宅を訪れて身体介護や生活援助などの介護サービスを提供します。
利用者さん1人あたりの訪問時間は20分未満〜90分と決まっているので、働く時間を管理しやすいのが大きなメリット。訪問介護では介護パートだけでなく、希望する曜日や時間帯を指定して働く「登録ヘルパー」も多いのが特徴です。
ライフスタイルにあわせて働けるので、子育てと仕事を両立したい子持ちママに人気の職場です。
スタッフ数の多い介護施設
スタッフ数の多い介護施設なら、子育てと仕事の両立が無理なくかなえられるかもしれません。
人手不足の職場だと、パートといえども仕事の負担が多くなったり残業が発生したりする可能性も。しかし、スタッフの人数が多い職場なら、お互いに助け合いながらゆったりと働けます。
特別養護老人ホームや老人保険施設などでは、介護スキルの低下を防ぐことができ、時給も比較的高い職場が多いのが特徴*1 。ただし、介護施設は夜勤を求められる場合が多いので、日勤のみで働きたい人は求人先とあらかじめ相談しましょう。
子育てと仕事を両立したい!失敗しない求人選びのポイント
子育てをしながら働きはじめるのはとても労力がかかるので、だれしも求人先選びには失敗したくないもの。子育てと両立するために重視したい求人選びのポイントをご紹介します。
パートや時短など無理のない働き方ができる職場を探す
職場によって勤務形態はさまざまですが、まずは子育てと両立しながら働ける勤務条件かを確認しましょう。
子どもの予定にあわせて融通がききやすい職場が望ましいです。「子どもの保育園の送迎時間までに通勤時間も含めて間にあうか」「子どものイベントや長期休みのときに、勤務日程を調整できるのか」といった点を求人情報でチェックしてみましょう。
子育てへの理解がある職場を選ぶ
子どもが体調をくずしたとき、仕事を早退や欠勤しなければならないことも考えられます。職場の環境によっては、こころよく理解してもらえずに大きなストレスを感じる人も。
そのため、求人をさがすときは子育てへのサポート体制が整っている職場を選ぶことが大切です。転職サイトからさがすときは「育児支援」「子持ちスタッフ活躍中」などという説明がある求人が一つの目安になるかもしれません。
「子どもには病気がつきもの」「困ったときはお互いさま」とフォローしてくれる職場なら、精神的な負担も少なく働き続けられます。
採用前にできるだけ職場見学をする
応募先の候補が見つかったら、できるだけ職場に足を運んで見学するのがおすすめです。
職場の雰囲気や人間関係などは、求人票や担当者とのやりとりだけではわからないことも。転職後に「思っていたイメージと違う」「子育てについて理解してもらえない」などと後悔しないためにも、ぜひ職場見学をしてみてください。
採用担当者に連絡すれば見学させてくれる場合が多いので、職場見学の有無が求人票に書かれていない場合は勇気を出して問い合わせてみましょう。
子持ちママでも介護パートなら子育てと両立できる
子育てと介護の仕事をどちらも頑張りたいと思っている子持ちママには、融通がききやすい介護パートをおすすめします。
仕事と子育てを両立するためには、どちらも無理をしすぎずに自分のペースで対応することが大切。自分のライフスタイルにあった働きやすい職場を選べば、介護の仕事にやりがいを持って長く働けます。
介護士としてのスキルを活かせる場で、まずはパートから挑戦してみましょう。
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*1 参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」
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