求人情報をみるときに時給や支給額が気になることがありませんか?「効率よく収入をアップさせたい」「スキマ時間に稼ぎたい」と思われる方は夜勤専従看護師として働くことをおすすめします。夜間でも緊急搬送の対応など看護師のスキルが活かせる職場や、ナースコールに対応する待機がメインの職場など施設によって仕事内容はさまざまです。

特に、都市部の大阪では夜勤専従看護師として勤めると高収入が期待できます。夜勤専従看護師の働き方について、メリット・デメリットをご紹介します。

夜勤専従看護師とは

夜勤帯のみ勤務する仕事を夜勤専従といいます。雇用形態は常勤、パート、アルバイトなどさまざまです。夜勤専従看護師は常勤での雇用が少なく、夜勤パートや夜勤バイトと言われることが多いです。

夜勤専従勤務者の負担を考慮し、日本看護協会がガイドラインで夜勤時間数は月に144時間以内と定めています。

求人探しのポイント

夜勤専従看護師の仕事を探すときのポイントについてご紹介します。

給与で選ぶ

夜勤専従看護師として働くと高時給の上に夜勤手当が加算され、高い収入が見込めます。

大阪府の求人情報には、支給額が夜勤1回で25,000円から30,000円程度で週1回からの勤務やダブルワークを認めている施設もあります。

救急病院などでは時給も高く、2交代制で長時間の拘束になると1回に40,000円程度の高収入を得ることも可能です。

仕事内容で選ぶ

救急対応が求められる職場では、体力が必要で大変な業務になりますが、看護師のスキルが活かせるためモチベーションも保てるでしょう。基本的にナースコール対応のみという待機型であれば仮眠も取ることができ、看護師自身の身体への負担は少ないです。

求人数は少ないですが、夜間透析(オーバーナイト透析)を行う職場もあります。夜間透析を受ける人は日中に仕事などがあり、睡眠中に透析を行います。自立した方が対象の場合が多く重篤時の対応や介護・介助という場面は少ないと言えます。

自分に合った条件で探す

和泉市、池田市などでは24時間託児所を完備している病院の求人があります。また、2交代・3交代制の勤務時間を選べる施設もあり、ご自身に合った条件で探すことが大切です。

商業施設が近くにある好立地の職場は通勤がしやすいですが、夜勤明けに衝動買いをしてしまうという心配事も出てきます。

夜勤専従看護師のメリット

夜勤専従看護師のメリットをみていきましょう。

高収入が得られる

夜勤帯に働くと高収入が見込めます。1回の勤務が3万円で換算すると、月に4回働いた場合には12万円程度収入が増えることに。少ない勤務日数で効率よく高収入を得たい方にはおすすめです。

日中よりも業務量は少ない

職場にもよりますが、日中とは異なり夜間の業務は少ないことが多いです。委員会や勉強会などの参加は不要なことが多く、シンプルに働きたい方にはメリットと言えます。

時間を有効活用できる

夜に働くと日中の時間を好きに使えて趣味や習い事などプライベートの時間を確保できます。体力に自信がある方や夜型の生活に慣れている方は、時間を有効活用でき充実した生活を送ることができるでしょう。

夜勤専従看護師のデメリット

高収入も得られて魅力的な夜勤専従看護師ですが、デメリットもあります。次は夜勤専従看護師のデメリットについて紹介します。

体調管理が必要

昼夜が逆転すると体調を崩しやすくなります。夜型の生活が続くと生活のリズムが変わってしまうことも。

夜勤は勤務するスタッフも少なく、急な勤務交代も難しい状況です。看護師自身の体調を管理しておく必要があります。

コミュニケーションがスムーズにいかない

基本的に夜間は入眠している人を看護します。日中の様子がわからず、対象者を理解しづらい現場であるためコミュニケーションがスムーズにいかないことも。情報収集に工夫が必要と言えるでしょう。

他スタッフとの関係性も日中とは違い、夜勤帯では煩わしい人間関係が不要の場合が多いです。業務に支障をきたさない程度の連携は必要で、コミュニケーション方法を考えることが大切になります。

業務が負担に感じる

夜間はスタッフも少なく、急変や緊急時には看護師個人の対応力が求められます。経験が少ない看護師にとっては精神的な負担を感じる場合もあるでしょう。

夜間業務の特徴から幅広い看護技術を学べる場面は少なく、スキルアップしたい方にはデメリットに感じる可能性があります。

まとめ

夜勤専従看護師は夜勤帯を専門に働く看護師であり、少ない勤務回数で高収入を得られ日中の時間も有効に活用できます。

週に1回からの勤務やダブルワークが可能な施設もあり、条件に合った仕事探しが行えます。

夜勤は急な勤務交代も難しく、スタッフも少ないため看護師自身の体調管理は重要です。

不測の事態が起こった場合など、看護師の勤務経験が浅いと業務が負担に感じますが、効率よく収入を増やしたい方やスキマ時間に稼ぎたい方は夜勤専従看護師として働く方法を考えてみてはいかかでしょうか?