「復職するつもりでいるけど、看護の知識・技術が足りているか不安」「どうやって勉強すればいいか分からない」と悩んでいませんか?

ブランクのある看護師が勉強することで、復職への不安をできるだけ少なくでき、復職後もスムーズに業務を行えます。

今回は、ブランクのある看護師におすすめの効率的な勉強法についてご紹介します。

ブランクのある看護師が勉強するべき3つの理由

日常生活や看護師とは別の仕事をしながら、勉強する時間を確保するのはとても大変です。しかし、ブランクのある看護でも勉強することは非常に重要ですので、まずは勉強が必要な理由についてご紹介します。

  1. 復職した際の業務に必要である

看護師の仕事には十分な知識や技術が必要です。

医療・看護は患者さんの命や健康に関わることであるため、その疾患や治療、看護ケアなどに対して、作用や副作用、注意点などについてしっかりと理解し、根拠に基づいて行わなければなりません。

すでに勉強している内容であっても間違っていないか再確認し、未経験の分野・疾患であれば新たに学習することが必要です。

  1. 医療は進歩し続けている

治療法や薬、医療機器などは日進月歩で進歩し続けています

看護師は常に新しい知識・技術をアップデートして柔軟に取り入れなければなりません。

ブランクができてしまうと、現場の状況を見聞きする機会が減ってしまうため、最新情報を入手しづらくなります。

しかし、復職する可能性があるのであれば最新情報を知るために工夫して勉強することが必要です。

  1. 人は覚えたことを忘れやすい

看護師に限らず、一般的に多くの人は覚えたことを忘れやすい傾向があります

心理学者のエビングハウスが提唱した「忘却曲線」によると、一度記憶したものでも1時間後には56%を忘れてしまいます。そして、時間が経つほどさらに思い出せなくなるのです。

そのため、記憶に留めるためには勉強することが不可欠だといえます。

※エビングハウス「忘却曲線」を元に作図

ブランクのある看護師におすすめ!効率的な3つの勉強法

では、どのようにすれば記憶を維持しながら学習できるのでしょうか。ブランクのある看護師でも効率よく勉強できる方法をご紹介します。

  1. 短時間でもOK!反復学習をする

1回で完璧に覚えようとするよりも短時間でもよいので繰り返し学習するのが効率的です。

先ほどの「忘却曲線」でご紹介したように、一度記憶しても時間が経つと忘れてしまいます。しかし、短期間での復習を繰り返すことによって記憶に定着するようになるのです。

最近では、参考書だけでなくYouTubeなどの動画教材や看護師用の勉強アプリなどもあるため、繰り返し使いやすい教材を選ぶと良いでしょう。

  1. マイ辞書・ノートを作成して覚える

勉強した内容をマイ辞書やノートに書き出すのも効率のよい勉強法です。

参考書をただ読むよりも、マイ辞書やノートに書き出す方が運動神経を用いるため記憶が強化されます。

また、書くべき内容を選んで構成を考え、それを文字として書き出すという作業が発生するため、脳がフル稼働して集中力もアップします。そのため、マイ辞書やノートに図や表を描くのも効果的です。

書き出したマイ辞書やノートは後で見返すこともできるため、復習する際にも役立ちます。

  1. 勉強会やセミナーを活用する

勉強会やセミナーを活用するのもおすすめです。

看護師に必要な知識や技術は、実践に結びついていなければなりません。参考書などで学習すると、どうしても知識ばかりに偏ってしまいます。

看護師向けの研修やセミナーでは実践的な内容が多く含まれているため、すぐに実行しやすいのが利点です。また、ブランクのある人にとって研修やセミナーは現場で活躍している医師や看護師などからリアルな最新情報を聞ける貴重な機会です。

自宅で受講できるオンラインセミナーや日本看護協会などが開催している復職支援セミナーなど、さまざまな機会があるためぜひ活用しましょう。

ブランクのある看護師が気をつけるべき3つの勉強ポイント

ブランクのある看護師が勉強する際に気をつけるべきポイントについてご紹介します。

  1. 一度基礎から全て復習する

ブランクのある看護師は基礎に戻って復習するようにしましょう

知識や技術を習得したと思っていても、ブランクが空いてしまうと記憶が薄れてしまう部分も増えてきます。そのため、復職した際に予想外のミスが発生してしまう可能性もあります。

復職前には初心に立ち返って看護知識・技術の基礎から全て復習するようにしましょう。

  1. 自分の不安要素を探る

基礎を復習し終えたら、自分が不安に思っていることや知識があいまいな点を明確にして復習するようにしましょう

日常生活を送る中で勉強する時間を確保するのは大変ですが、看護師の仕事を離れている今だからこそ基礎に立ち返ったり苦手分野を克服したりできる機会でもあります。

疑問点や不安点を洗い出し、勉強して理解を深めることで復職後の看護に生かすことができます。

復職する際に働きたい診療科が決まっていれば、代表的な疾患やその治療法について学習・復習しておくとよいでしょう。

  1. 勉強の目的・目標を決める

効率よく勉強をするためには、目的・目標を決めるようにしましょう

特に、復職まで時間がある人には目的・目標が定まらず、ダラダラと学習してしまいがち。結果的に、集中力が低下してしまい記憶に残りづらくなってしまいます。

また、学習にはキリがないため、一度の学習で完璧にしようとすると、他の勉強しなければならない項目まで行きつかずに効率が悪くなってしまいます。

勉強する目的・目標、自分のボーダーラインを決めて取り組むようにしましょう。

まとめ

医療は進歩し続けているため、ブランクのある看護師は知識や技術をアップデートしておくことが大切です。ブランクのある状態での復職は誰もが不安になるものですので、限られた時間を有効に使って、自分に合った方法で勉強を進めていきましょう。